TOEIC® L & Rを受験してきました。コロナ禍以降、受験時間として午前か午後かを選べるようになったため、午前に受験しました。朝、自転車で市内中心部まで会場を目指しました。受験会場では、他の試験会場も併設されていました。今回は、数年ぶりではありますが、この1か月間、”TOEIC Attack Course”(旧試験用)のテキストを使って、少しは学習してからの受験になりますので、スコアアップを期待してのものになりました。
ところが、リスニング最初の6問の写真描写問題からして躓きました。その後の、会話問題も(久しぶりのせいか)答えに確信が持てず、調子がよくありませんでした。少し血の気が引いていると、あろうことか、他人のスマホのバイブレーションが鳴るではありませんか。「バイブレーションなんて、鳴らすべきではないだろうに」と頭に血が上ると、さらにリスニング試験は、私にとって対応が困難なものとなりました。それが1回だけならまだしも、執拗に何回も鳴っていました。リスニング試験は、今日の私には難しいようですし、他人のバイブレーションに邪魔されたので、事故だと諦め、リーディングに集中することにしました(今回は、リーディングスコアの向上を課題として取り組んでいましたので)。
気持ちを切り替えたにも関わらず、リーディングセクションが始まってすぐの時間でも、バイブレーションが再度、断続的になり続けました。よほど、緊急事態の電話なのかもしれませんが、何だってこんなにも執拗にバイブレーションを鳴らすのだろうと、不愉快な気持ちになりました。ちょうど、そこに、試験官が通りかかったので、「携帯が鳴っている」と苦情を申告しました。その後も、TOEICの試験官が事実を確認するのに十分な回数、スマホのバイブレーションが鳴り続けていました。当然、私はリーディングセクションでも、解答にあたって動揺し、内容は私の頭を素通りしていきました。
その後、試験官がリーディングの途中で試験を一時中断し、全員に対し、携帯の電源が切れているかを確認するように促したところ、残りの時間はバイブレーションが鳴ることはありませんでした。中断の時間+αの時間だけ、終了時間が伸びました。とりあえず、(自分のことを棚に上げて)人のせいにしてはいけませんが、今回のTOEICスコアが悪かったら、バイブレーションを断続的に鳴らし続けた”この人のせい”だと思います。全く、なんてこった。こんなことって、あるのですね。